想う夜

仕事終わりのひとときにふと思うこと

友達への立替金が請求しずらい件

先日、高校時代の友達のお父さんが亡くなって同級生として参列したんだけど年に1回か何回か同級生で飲み会をするメンバーがいて、参列できた人と来れなかった人。

 

そのメンバーの中でも比較的会う機会が多い友達が年に1回ぐらいしか飲み会に参加できない友達の香典を立て替えたわけだ。

ちょっとややこしいから立て替えた友達をAさん、立て替えてもらった友達をBさんとする。

 

グループラインの会話からAさんが立て替えることになっていたのは知ってたんだけど、その時点でちょっと嫌な予感フラグが立った。

高校時代に詳細エピソードは忘れたけどBさんはお金を返すことにルーズという印象が強く、実際にそういう目にあった記憶もある。

高校生の金の貸し借りなんてたかが知れた額でもあるけど、それでも当時お小遣い制の自分にはデカいことであり「返して」と言いずらいのは日本人には結構共通している精神だと思う。

 

話を戻すけど、その葬式から早2か月。

普段AさんとBさんはそのグループで集まる時しか会う機会もないわけで、自分が普段あまり会う機会がない人に立て替えてもらわざるをえなければ、当然気になるし振り込みでもなんでも返す手段はある。

 

しかしどうなっただろう・・・とぼんやり気になっていた。

 

 

まぁついでに今年はそのグループでは集まってないし、飲み会も兼ねて招集するか、と思い立ってBさんが確実に来れる日を設定しようと内心思いながら全員に予定を聞いて日取りを決めた。

 

そしてその日がやってきた。

結構最初にAさんがBさんに香典返しを渡したんだけど、立替金を返してもらうタイミングとして記憶を呼び覚ます絶好のチャンス。

99%「あ、そういえば立て替えてもらってたお金返さなきゃ!」との反応がくると思いながら見守っていた。(返してもらっていなければの話だが)

でも「あ、ありがとー」とBさんはあっさり受け取り、その後ちょっと当時の話もしていたのに立替金に触れることがなかったかし、Aさんも同様スルーしていたので内心 ”やっぱり返してもらってたのかな” と安心していた。

 

ところが、二軒目に移動する際Aさんと歩きながら何となく「そういえば返してもらったの?」と聞いたら「ううん」と言うではないか!

えーーー!

 

どう考えてもそうならあのタイミングで普通返すだろ!

えーーーーーー!!

忘れてるにもほどがあるぞ?というかそもそも会う時点で「今日返さなきゃ」って最大限意識して臨むはずだぞ。

 

あーーー!もやもやする!

 

その後無事に翌日ようやくBさん本人が気づいたらしくLINEをくれたようで安心したけど、本当に人によって違うんだな、というか高校時代の自分の記憶が今でもやっぱりそうなんだ・・・という確信に変わった出来事でもありました。

悪気はないんだろうけどね。人によって意識するレベルが違うんだ、と思うし仕方ないけどやっぱりお金の問題はデリケートだから一番意識しないと、とも思う。

 

立て替えでもちょっと貸したお金でもこういう時にうまーーくさっと返してもらえて、尚且つ嫌な空気が漂わない方法ってないもんかね。

もちろん借りてる本人に返す気がなければ話にならないけど、そんな非常識な人がいない世の中になることを祈るばかりです。